お知らせ

ご注意ください!! 松阪市で不審電話が発生しました

 現在、三重県下各市町で還付金詐欺事件や不審電話が多発しています。

 

 市役所、町役場から、「還付金があるのでATMへ行って手続きしてください」といったような連絡をすることはありません。 

 

 このような、不審な電話等にはくれぐれもご注意ください。

 

 不審電話等があった場合は、すぐに110番または最寄の警察署等へ通報をお願いします。

!!!この記事をご覧になられた方で、特に高齢者のご家族様、お知り合いの方等がいらっしゃいましたら、伝達していただければ幸いです。!!!

 

 事件の概要

 

事例1

 平成24年11月1日木曜日午後2時か3時頃、市役所保険課のタカハシと名乗る男性から松阪市内の被保険者(79歳男性)宅へ「保険の医療費の還付が5万円くらいある(確かな金額は覚えていないとのこと)。振り込むので口座番号を教えてほしい。フリーダイヤルの番号0120-925-×××に連絡してほしい。あなたのお客様番号は998645です」との電話がありました。

 被保険者は通帳等を会社に置いており、その日は仕事が休みで自宅にいたため、「口座番号はすぐには分からない。」と答えたところ、「また掛け直す」とのことで電話が切れました。被保険者は3日ほど前に後期高齢者医療保険の高額療養費の支給申請(5千円程度)をすでに済ませており、再度電話で連絡があったことと電話を掛け直すといって掛けてこなかったことを不審に思い、翌2日に市役所へ電話をしたことでこの事例が判明しました。

 松阪市役所から、後期高齢者医療保険では手続き済みの高額療養費の還付以外には他部署も含め発生していないことを本人に説明し、詐欺の可能性が高いことを伝えました。

 また、還付が発生した場合には、電話ではなく文書にて通知することと、今後、同様の電話があった場合は相手にせず、市役所に確認してもらうよう伝えました。

 

 

事例2

 平成24年11月2日金曜日午前10時頃、松阪市内の被保険者(79歳男性)宅に「医療費の還付がある。手続きが必要。あなたの番号は498735。0120-929-×××に電話をするように」との電話がありました。

 被保険者は保険関係については妻に任せてあるので、「妻から電話させる」と電話を切り、妻の職場に連絡し、妻がフリーダイヤルにかけ直しました。そこで、社会保険関係(詳しい名称等は言わなかった)のイトウという男性が出て「医療費の戻りが3万4千円くらいある。今日の午前中に手続きが必要。口座番号を教えてほしい」と言われたとのこと。妻が口座番号を答えたところ、「ATMやスーパーに行ってもらえば入金が確認できる」と言われましたが、妻が「そんなところへは行かない。銀行で確認する」と答えました。また、被保険者本人と妻の生年月日を聞かれ、答えてしまったとのこと。

 その後、妻が銀行で通帳を確認したが、振込はされておらず、市役所に保険料の戻りがあるか確認したいとのことで来所したことでこの事例が判明しました。

 市担当課で確認したところ、後期高齢者医療保険では1年半以上医療費の還付はなく、また他部署においても還付は発生していませんでした。妻には詐欺の電話である可能性が高いことと市では還付があった場合必ず通知が出ることを伝え、今後は相手にしないよう注意を促しました。


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