三重県熊野市及び志摩市内において、不審電話が発生しました。
「キャッシュカードや携帯電話をもっているか聞いてくる」
といったような不審な電話や訪問等にはくれぐれもご注意ください。
不審電話等があった場合は、すぐに110番または最寄の警察署等へ通報をお願いします。
!!!この記事をご覧になられた方で、特に高齢者のご家族様、お知り合いの方等がいらっしゃいましたら、伝達していただければ幸いです。!!!
事件の概要
ケース1【熊野市】
4月10日午前中、81歳女性宅に、医療費の返還があるとの電話があり「キャッシュカードを持っているか。」と尋ねられ、「持っていない。」と返事をしたところ、怒ったように電話を切られたとのこと。
不審に思った被保険者が市役所に連絡し、本事例が判明しました。
ケース2【熊野市】
同日、後期高齢者の女性宅に、医療費の返還があるとの電話がありましたが、本人がおかしいと思ったので「いらない。」と電話を切ったとのこと。
別件で市役所へ来庁された際、話をしたことにより本事例が判明しました。
ケース3【志摩市】
平成24年4月12日(木)午後1時30分頃、志摩市内の被保険者(86歳)宅へ保健所を名乗る者から「後期高齢者医療費の還付金があり、先月通知がいったはずだが、まだ、受取りにきていない。」との電話がありました。被保険者は11月に広域連合から届いた振込通知(ハガキ)を覚えていたため、「先月は届いていない。」と答えると「携帯電話をもっていないか。」と聞かれ、「もっていない。」と言うと、「部長に確認する。」と言って電話がきれたとのこと。
被保険者が11月のハガキのことなのかと市役所に電話したことで、本事例が判明しました。
ケース4【志摩市】
平成24年4月12日(木)午後2時30分頃、市役所窓口へ被保険者(75歳)が30分前に市役所から電話があり「医療費の還付金の件で、先月に通知した。受付に来てくれたらわかる。3時までに来てほしい。」また「携帯電話をもっているか。」と聞かれたため来庁されたことによりこの事案が判明しました。
どこから電話がかかってきたかわからないが、被保険者は市役所からだと思いこんでいたとのこと。
各事案について、被害拡散防止のため、所轄警察署へ通報しました。