三重県鳥羽市内において、還付金詐欺事件が発生しました。
本年8月頃から全国の後期高齢者医療広域連合より不審電話等が発生しているとの報告を数多く受けております。
「還付金があるので口座番号を教えて」
「手続きをするのでキャッシュカードを預かります」
といったような不審な電話や訪問等にはくれぐれもご注意ください。
不審電話等があった場合は、すぐに110番または最寄の警察署等へ通報をお願いします。
!!!この記事をご覧になられた方で、特に高齢者のご家族様、お知り合いの方等がいらっしゃいましたら、伝達していただければ幸いです。!!!
事件の概要
平成23年9月14日(水)14時頃、鳥羽市内の被保険者宅(女性84歳)へ県の職員を名乗る男性から、「6月頃に高齢者特別給付金48,400円の通知をしたが、手続きがされていない。」との電話がありました。また、一人暮らしであるかどうか、生年月日、住所、キャッシュカードの有無とその金融機関名等を尋ねてきたとのことです。
不審に思った被保険者は、住所と生年月日等は答えましたが、キャッシュカードの件についは答えませんでした。そうすると「再度電話するので、通帳と通帳印、キャッシュカードを探しておいてほしい。」と言ったそうです。
被保険者が男性に対し、電話番号を聞くと「あちこちに電話をしているので、こちらから電話をする。」と連絡先を告げませんでした。
その後、被保険者が家族に相談したところ市役所に通報するように促され、役所へ相談に来たことから、本事件が発覚しました。
この他、同日、市内在住の女性が同様の手口で若い男からキャッシュカードをだまし取られ、現金50万円が引き出されるという事件が発生していることが新聞社の取材で判明しています。