三重県松阪市と鳥羽市内において、不審な電話があったことが判明しました。
事件の概要については以下のとおりです。
昨年末から、県下各市町から不審電話に関する報告が多数寄せられております。また、この年末、年初において被害にあった方もおいでになります。
このような不審な電話や訪問等にはくれぐれもご注意ください。
不審電話等があった場合は、すぐに110番または最寄の警察署等へ通報をお願いします。
!!!この記事をご覧になられた方で、特に高齢者のご家族様、お知り合いの方等がいらっしゃいましたら、伝達していただければ幸いです。!!!
事件の概要(松阪市)
平成23年2月中旬(日時・時間等は記憶していない)、松阪市内の被保険者(女性86歳)宅へ市役所職員を名乗る男性(所属・氏名は記憶していない)から、「高額療養費の戻りが4万円くらいあります。」と電話があり、「何処に振り込みますか?」と聞かれた為、「ゆうちょ銀行」と応えると、「ゆうちょ銀行はだめなので、また調べて電話します」と言って電話が切れたとの事。
被保険者は再度の電話がないことから、市役所へ問い合わせに来庁したことでこの事例が判明しました。
事件の概要(鳥羽市)
平成23年3月5日(土)昼頃、若い男性から鳥羽市在住の被保険者(女性・80歳)へ以下の内容の電話があったと鳥羽市市民課へ連絡がありました。
「40,000円をお返しする必要があるので、振込先の口座番号を教えてほしい。」と言われたとのことです。被保険者が鳥羽市役所か、伊勢市役所かと尋ねたところ、男性は「東京です」と答えました。被保険者は、生年月日については答えてしまいましたが、口座番号については何も言っていません。男性は、「また青い封筒を送ります」と言って電話を切りました。被保険者はその後、土曜日ということもあり不審に思い、市役所へ相談に見えたことによりこの事例が判明しました。