兵庫県及び山口県内において、不審な電話があったことが判明しました。
事件の概要については以下のとおりです。
兵庫県のケースでは、期限が切れているといい、相手を不安にさせ情報を聞き出そうとする手口です。還付金詐欺については、未遂に終わっているもののありますが、1件当たりの被害額は、数十万円から100万円程度と、かなりの高額となっております。後期高齢者医療制度に限らず、いろんな口実を用い、こういった類の詐欺事件が全国で頻発しております。
このような不審な電話や訪問等にはくれぐれもご注意ください。
!!!この記事をご覧になられた方で、特に高齢者のご家族様、お知り合いの方等がいらっしゃいましたら、伝達していただければ幸いです。!!!
事件の概要(兵庫県)
12月末頃、被保険者宅へ、厚生省の者と名乗る男性から 「毎月高齢者に支給されるものがあり、前に申請書を送ったがまだ提出されていない。」と非通知で電話がありました。被保険者が「届いていないので、もう一度送ってほしい」と言うと、「期限が切れているので、送れない。今月が締め切りなので、間に合わない。49,700円振り込むので、今電話で口座を教えてほしい。」と言ったとのこと。
非通知でかかってきたことを不審に思っていた被保険者がそのことを指摘すると、連絡先としてフリーダイヤルの番号を教えられ、折り返し電話をしましたが、全く関係のないところにつながったそうです。
1月下旬に広域連合から高額療養費支給申請書が届いたため、被保険者が問い合わせをしたことでこの事案が判明しました。
事件の概要(山口県)
平成23年2月9 日(水)12 時頃、岩国市の高齢者宅に後期高齢者医療関係者を名乗る
男性から「47,000 円の還付金(記憶が曖昧)が発生している」との電話があり、電話を受
けた高齢者がよくわからないと伝えると、相手は「13 時頃再度電話する」と言って電話
を切りました。
13時を過ぎても電話がかかってこないため、高齢者が市担当課へ連絡したことで、この事案が判明しました。