三重県津市内において同月16日に引き続き、不審な電話が頻発しています。
事件の概要については以下のとおりです。
当ホームページに記載されているものは、ほとんどが未遂に終わっていますが、後期高齢者医療制度に限らず、いろんな口実を用い、こういった類の詐欺事件が全国で頻発し、多くの方が被害に遭われています。
後期高齢者医療広域連合や役所等が電話(口頭)で口座番号をお聞きすることはありません。
還付金等の受け取りをするのに、受取人が銀行へ行ってATM等の操作を依頼することはありません。
このようなことを電話で依頼される場合は、詐欺事件の可能性があります。くれぐれもご注意ください。
事件の概要
ケース1
場所:津市
日時:12月16日(木)時間未確認
対象者:性別年齢(後期高齢者医療被保険者)とも未確認
内容:後期高齢者医療担当者と名乗る者から、「約47,000円ほどの療養費の還付金が発生しており、お金を振り込むので口座番号を教えてほしい」との電話がありました。
電話で口座番号を照会をされることを不審に思い、文書での照会を依頼し送付するとのことで、未だに文書が届かないため、広域連合事務局へ確認したところ還付金は発生していませんでした。
ケース2
場所:津市
日時:12月22日(水)午後2時頃
対象者:女性、78歳
内容:大阪の高齢者医療担当と名乗る者から「還付金が発生しており、今年の4月に還付の申請書を送付したが手続きされていない。こちらで手続きをするので、口座番号を教えてほしい。」との電話がありました。
被保険者が「役所に確認してみる」と返答したところ、「役所とは関係がないので…。」と言い、市と連絡をさせないようにしました。電話を切って間もなく、役所へ連絡し、還付金等の有無を確認したところ、還付金は発生していませんでした。
ケース3
場所:東員町
日時:12月24日(金)午前11時頃
対象者:女性、70歳
内容:「オオイ」と名乗る男性から「医療費の還付が2つあるので電話をした。近くの銀行のATMにキャッシュカードを持って行き手続きをしてほしい。」との電話があった。
本人が近くの銀行が分からないと答えたところ、「調べてまた連絡する」と返答し、一旦電話を切り再度電話をしてきました。不審に思った本人が役所へ確認したところ還付金等はありませんでした。