広島市及び北海道北見市内において被保険者宅に不審な電話があったことが判明しました。
事件の概要については以下のとおりです。
全国各地で不審電話に関する事件が多発しています。三重県内においても同様の事件が発生する可能性がありますのでご注意ください。
【広島市の事例】
最近,広島市佐伯区在住の被保険者(女性)宅に大阪社会保険庁と名乗る者から,「6月にお知らせした9月末期限の特別医療給付金一人32,500円を振込みたいので,夫と二人分のキャッシュカードを持ってATMへ行ってください。」との電話があったが,お知らせの文書も受け取っておらず不審に思い,すぐには対応せず相手方の連絡先を聞いて電話を切った。
改めて相手方の連絡先(フリーダイヤル)に,「この旨の文書を6月に送付しているとのことだったので,再度送ってほしい。」とお願いしたが断られ,何度もATMへ行くよう言われたが行かなかった。
この特別医療給付金が何なのか不明だったため,当広域連合に問い合わせをされ,本件が発覚しました。
【北海道北見市の事例】
1.平成22年9月2日午後0時30分頃、保険省職員と名乗る者から北見市内の被保険者宅に電話があり、「後期高齢者医療制度の医療費が戻るが、今年3月に送った申請書が未提出のため、早急に口座番号を教えて欲しい」と告げ、被保険者が、「娘が帰宅した頃に連絡が欲しい」と伝えると、「その頃電話する」といって電話を切ったとのこと。
2.平成22年9月3日午後2時30分頃、市職員と思われる者から同市の別の被保険者宅に電話があり、「後期高齢者医療制度が新しくなるにあたって、特別支給金が支給されるが、今年3月に送った申請書が未だ提出されておらず、9月末までに申請が無ければ無効になるので、早急に口座番号を教えて欲しい」と告げ、被保険者が、「わかった(口座番号は伝えず)」とだけ伝えると電話を切ったとのこと。